お知らせ
「甲状腺モニタリングについて」及び「甲状腺簡易測定方法」について掲載しました
原子力災害対策指針の規定に 甲状腺被ばく線量モニタリングは、放射性ヨウ素の吸入による甲状腺への集積の程度を定量的に把握し、被ばく線量を推定するために実施しなければならない。 (第3(5)⑥)とあります。
甲状腺の被ばく線量の推定の目的は、国や関係地方公共団体が、住民等の被ばく線量を把握することにより、住民等の健康に係る評価や健康相談等に関する施策の実施に役立てることにあると考えられています。
原子力規制庁も測定実施者として多くの診療放射線技師の活動に期待していると言われています。
神奈川県原子力災害ネットワーク会議においても、神奈川県放射線技師会に所属する診療放射線技師の方々が甲状腺簡易測定を行えるようマニュアル等の整備を求められ、この度
「甲状腺モニタリングについて」及び「甲状腺簡易測定方法」の2つの動画を作成しました。非常に簡潔に分かりやすく作られていますので原子力災害に携わる多くの方々の助力になればと思います。ぜひ、ご覧下さい。
神奈川県放射線技師会 災害対策委員会